食品衛生法について

食品衛生法って何?

食品衛生法とは、飲食によって生ずる危害の発生を防止するための法律で、食品と添加物と器具容器の、規格・表示・検査などの原則を定めたものです

和信ペイントの“食品衛生法に適合した塗料”は、完全に乾いた塗料の膜が、厚生労働省告示第370号(合成樹脂製の器具または容器包装の一般規格)に適合していることを意味しています

 

上記規格試験のうち、指定有害物質の溶出試験は、水温60℃・試験時間30分で行っています

作品を常温で使用することを想定しておりますので、塗装容器を煮沸するなど、想定を超える使い方をすると適合数値を外れる場合があります

“塗料が完全に乾いている”ことが絶対条件になりますので、安全性を求める方は、薄い層を充分に乾かしながら塗り重ねていくこと、作品が仕上がってから1週間以上乾燥させることを遵守してください

 

なお、食品衛生法の適合は完全に乾いた塗料の膜の性状を示すものですので、塗料液の状態では適合していません

また、何かに塗れば塗った作品が必ず食品衛生法に適合することを保証するものではありません

作品を食器として販売するなど法的な証明を必要とする場合は、実際の作品で試験を行ってください

 

  • 化学物質過敏症の方でも問題なく使用できるという意味ではありません
  • 標準塗布量で塗装し完全乾燥させたサンプルで試験しています。塗布量が多い場合や乾燥不足の場合は規格から外れることがあります
  • 油性系塗料は溶剤を含むため、塗料が乾いた後もしばらく臭いが残ります。臭いが気にならなくなるまで充分に乾燥してください
  • 食品衛生法の適合は、防水性を保証するものではありません。用途に適した塗料を選択してください